スーパーやコンビニなどで、みかんやももなどの果物やヨーグルトの味がついているのに透明でまるで水のような飲み物をよくみかけませんか？

これらは「フレーバーウォーター」と呼ばれます

ジュースとは違い甘すぎず、ほどよい味がついていてお水より飲みやすいため、水分補給でよく飲まれる方もいるかもしれません。

しかし、原材料表示をよくみてみると、これらは、
お水ではなくジュースと同じ清涼飲料水に分類されており、ほとんどに砂糖の表示があります

あるフレーバーウォーターでは555mlペットボトル1本あたり約25g(スティックシュガー8本分)の砂糖が含まれています。ちなみにWHOが推奨している成人の砂糖の1日摂取目安量は25g…
つまり1本飲むだけで1日分の砂糖をとってしまっていることになるのです( ノД`)…

市販されているフレーバーウォーターは、「新感覚の水」「天然水仕立て」など「水」を強調するようなキャッチコピーで売られていることが多いです。
そのため、お水と同じだと思って大量に飲んでしまえば糖の過剰摂取になり、虫歯や糖尿病、肥満などになるリスクが高まるので摂取量や頻度には注意が必要です
清涼飲料水の栄養成分表示の炭水化物量は100mlあたり砂糖の量を表しているため、購入する際は表示を確認してみてください( *・ω・)ノ

お水だと味気なくて物足りないという方には、ミネラルウォーターに好きな果物や野菜を入れてフレーバーウォーターを手作りする、市販だと無糖のものを選択するといった方法もあります。

手作りのフレーバーウォーターの場合、水に溶け出した果物や野菜の栄養素(水溶性食物繊維、カリウム、ビタミンC、酵素)をとることもできるので、機会があれば試してみてくださいね(*^^*)