「むし歯にならないためには」

以前なぜ、むし歯になるのか、むし歯になりやすい人のお話をしました。
今回は、むし歯にならないためにはどうしたらいいのかをお話します！！

まずは、①『歯磨き』
毎食後の歯磨きはもちろんのこと、寝る前の歯磨きをしっかりと行うことが大切です！寝ている間は唾液が少なくなる為むし歯菌が繁殖しやすいです。寝る前の歯磨きは特に念入りに行いましょう！その際、フッ素入りの歯磨き粉を使いましょう。フッ素にはむし歯の進行を遅らせる働きがあります。他には歯ブラシでは行き届きにくい所もあるので、歯と歯の間は歯間ブラシやフロスを1日1回でもいいので使用すると良いです。

②『間食を控える』
お口の中は普段中性から弱アルカリ性を保っていますが、食事を行うことで酸性へと変化し、歯の表面のエナメル質を溶かしむし歯になりやすいです。時間を決めずだらだら食べたり食事の回数が多い分リスクも高くなります。

③ 『よく噛んで食べる』
よく噛むと唾液が分泌され、再石灰化や浄化などの作用でむし歯を予防できます。食べカスも残りにくくなり、むし歯菌も増えにくいです。
食事の際、30回を意識してよく噛んで食べましょう！

④『砂糖を控える』
あまいお菓子やジュースは、むし歯になりやすいです。
グミ、ハイチュウ、キャラメル、あめなどは特に砂糖の量も多く、お口の中にいる時間が長い為むし歯になりやすいです。
こういったお菓子はなるべく控えましょう！

⑤『歯列矯正』
歯が重なり合っている所などは、日々の歯磨きでは歯ブラシが行き届きにくむし歯になるリスクも高くなります。歯列矯正を行う事で見た目もよくなりますし歯磨きもしやすくなります。

⑥『定期的な歯科検診』
見た目では判断しづらいむし歯や、被せもの、詰め物にできたむし歯などはレントゲン写真で見つける事ができます。痛みがなくても歯科医院で定期的なクリーニングや検診を行う事をおすすめします。

皆さんが一生使っていく大事な歯を1本でも多くむし歯から一緒に守っていきましょう(^^)