「出血傾向検査とは？」

転んで擦りむいたり
料理中包丁で手を切ったりしたときに
起こる出血ですが、
なかなか血が止まらないなと
感じたことはありませんか？？
それ、実は病気のサインかも！？Σ(ŎдŎ

そもそも「出血」は
血管が傷つき、内皮細胞が剥がれ、
コラーゲンが露出した状態のことを
言います。
ここに血液中の血小板が付着して、
血管の穴を塞いでくれます。
そして、血液凝固反応が起き、
凝固因子が活性化して止血を行います。

出血が止まらないことの原因として、
・血小板の数、働き、形に問題がある
・凝固因子の数や働きに問題がある
・血管の壁に問題がある
などが考えられます。
また、体調や不規則な生活による一時的な要因と
疾患が要因の場合もあります。
出血傾向を知ることで、
今まで気づかなかった病気の
早期発見に繋がることもあるのです！

はち歯科医院ではこの出血傾向検査が
導入されていますが、
なぜ歯科医院で出血傾向の検査をする必要が
あるのかと思う方もいらっしゃると思います。

歯科治療を行う上で出血のしやすさは
とても重要な問題になってきます！
理由として、
1、外科的な治療がうまくいかなくなる
(血が止まらないとかさぶたが出来ず細菌感染を起こす可能性がある)
2、被せ物の治療がうまくいかなくなる
(型どりの際に血が止まらないと精密な型をとることができない)
3、歯周病治療がうまくいかなくなる
(治療中出血が多いと見えにくかったり治りが悪くなってなかなか進まない、時間がかかる)
の3つがあります！

自分の出血のしやすさを知ることで
体の健康やリスクなどを学ぶことができます！
検査方法も簡単なので、
ぜひ検査を受けてみては？(*^_^*)