間取りを考える際に寝室をただの箱と考えていませんか？

主寝室を考える際に「8帖あれば良いかなぁ」、「寝るだけだから6帖あれば良い」等の考えで、あまり力を入れて考えていないのではないでしょうか。
寝るだけの空間として捉えるならば、部屋の広さはさほど大きくなくて構わないと思います。
お子様が小さいうちは家族全員で寝るにしても、お子様と一緒に寝る時期はその後の期間と比べると長くはありません。
子供部屋を含めて寝室を考える際に「睡眠」について考えて欲しいと思います。

睡眠にフォーカスすると「窓」、「照明」、「仕上げの配色」の３つを検討する必要があります。

「窓」について
建築基準法的に採光、換気のために部屋の大きさに対してある一定以上の大きさが必要となりますが、なるべく小さくした方が良いと思います。
夜明けの光を気にされる方や窓からの冷気・暖気が気になる方は窓を設ける時はベッドからなるべく離した方が良いです。

「照明」について
なるべく明るすぎない様に計画しましょう。
読書などで明るさが欲しい場合は置き型の補助照明等で明るさを補うようにすると良いです。
天井に設ける照明はベッドの上部で眩しくならない様に足元に明かりが落ちる様に照明位置をズラすとよろしいです。

「仕上げの配色」
壁天井クロス選びの際に、寝室には暗い色を選びがちだと思います。
イギリスのあるホテルの調べで、睡眠に適した色と睡眠を妨げる色があり、色だけで睡眠時間に最大２時間の差が出ることが分かりました。
ちなみに睡眠に適した色はパステル系の青色、黄色、緑色等です。
逆に睡眠を妨げる色は紫色、茶色、灰色との事です。
茶色、灰色が妨げる色に入っているのは意外でした。

他にもリラックス効果のある匂い等を意識すると快適な睡眠が得られます。
春日市昇町にある「poponore（ポポノア）」さんは睡眠セラピストでお詳しいので相談されてはいかがでしょうか？

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