気候が良い季節になり、ゴールデンウィークに住宅展示場へ行ってみようかとお考えの人も多いと思います。

そこで住宅営業マンが「最近の新築住宅は夏涼しくて冬暖かいですよ」と言うのをよく耳にすることでしょう。
これを「そうだよね」と信じますか？
間取りを考える前に打ち合わせする住宅会社の気密断熱性能を確かめておく必要があります。
（もちろん耐震性能も。）

確かに断熱性能はちょっと前より良くはなっています。
しかし気密性能はいかがでしょうか？
気密性能も断熱性能も数値で示せるのです。
数値を示されること無く「最近の新築住宅は夏涼しくて冬暖かいですよ」と言われても信じちゃダメなんです。

「夏場に２階が蒸し暑い」、「冬場に石油ストーブを使わないとエアコンだけでは暖まらない」や「吹き抜けやリビング階段は冬寒い」というのは「気密性能が悪いから」です。
先程「断熱性能はちょっと前より良くはなっています。」と申しました。
気密性能が上がっていなくて断熱性能が上がっている為に、断熱欠損部がピンポイントでウィークポイントとなり、結露しやすくなるのです。
冬場はエアコンでは暖まらないので石油ストーブ等を使用すると、水蒸気を大量に発生させるので結露を起こしやすくします。

壁体内結露を起こすとカビを発生させ、ダニやキノコ類も繁殖する様になります。
そうすると家の耐久性に関わります。
気密性能は各現場で気密測定を行い、C値という数値で表せます。
気密測定を行っている住宅会社は気密施工についての知識を持っています。
平均的なC値もすぐに答えてくれると思いますよ。
C値をどれだけにしたら良いのか、それは最低1.0㎠／㎡以下です。
これって家全体で、床面積（㎡）辺り1.0㎠の隙間しか無いということなんです。
床面積30坪の家って約100㎡です。
つまりC値＝1.0の床面積30坪の家は、家全体で100㎠の隙間がある事になります。
これって家中で10㎝ｘ10㎝の隙間しかなく、ハガキ１枚より小さな隙間しか無いという事です。

気密性能を良くするとどんな利点があるのか、それは、、
①２４時間換気性能が良くなる。
②空調を石油ストーブ等が必要無くなり、エアコンのみで済むので光熱費が下がる。
③エアコンの設置台数が減らせて光熱費が下がる。（将来的にエアコン交換費用も減る。）
④エアコンの設定温度を夏は上げて、冬は下げることが出来て光熱費が下がる。

更に言うと、高価な床暖房や全館空調も必要無くなります。
足元と天井部分の温度差を無くしたいということであれば上記２点は有効なので、予算的に余裕があるなら導入を検討すれば良いと思います。

ちなみに未来ホームではデコス・セルロースファイバー断熱材を採用しているので、内部結露被害20年保証が付いています。
断熱材でここまでしているところはなかなか無いです。

「気密性能」、季節外れなので検討要素から忘れる人も多いかと思いますので、今回ご紹介させていただきました。
是非弊社と一緒にワクワク空間を作りましょう！
福岡市南区、那珂川市、その近郊の高性能住宅のことなら未来ホーム株式会社まで。
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